こんにちは、公務員ブロガーのりょうすけです。
私は、民間企業から転職して公務員になりました。
公務員の勉強し始めた当初は、
「勉強すれば本当に公務員になれるんだろうか。」
「実際はコネ採用で、勉強しても無駄なのではないだろうか。」
独学で勉強していたので、不安から途中で何度も挫折しそうになりました。
しかし、最終的に不安に打ち勝ち公務員試験を突破しました。
今日は、公務員を目指している人、公務員に興味がある人にとっては、とっても関心がある公務員合格者たちの前職や学歴について書いてみたいと思います。
今の公務員試験は、コネ採用はほとんどない
まず最初に、国家公務員、地方公務員の両方含めて、同期にコネ採用者はいませんでした。
最近の公務員採用試験では、コネ採用はほとんどないです。
少なくともコネで筆記試験をパスするのは不可能です。
噂の範囲ですが、コネ採用がまだ残っているところ
- 小さな自治体(村役場など)
- 現業職や技能職
- 強い地主の知る自治体
このあたりは根強く残っていると聞いたことがあります。
コネのない受験生は警戒しておきましょう。
私の同期達の前歴
今の公務員はどういう経緯で公務員となったのでしょうか。
私の同期達とその周辺の公務員へのヒアリング結果を公開します。
調査対象
私の同期達の情報が基本です。
地方公務員と国家公務員(旧国2)を合わせて、同期は100人以上います。
あとは地方公務員時代にあった周辺自治体との交流会、国家公務員時代の他省庁との交流会でヒアリングした情報も含めます。
私の周りだけの情報ですが、N数は200〜300人はいるかと思います。
新卒と既卒の割合
新卒:50%
既卒:50%
ほぼ半々です。
地方公務員の方が、若干既卒の割合が多かったです。
一昔前は新卒採用者ばかりでした。
しかし、最近はどこの自治体も社会人経験者を積極採用しています。
公務員への転職を希望するサラリーマンにとっては朗報ですね。
男性と女性の割合
男性:65%
女性:35%
約3人に1人が女性です。
地方公務員の方が女性の割合は高いです。
男女割合については、各自治体のホームページでも公開しているので、詳しく知りたい方はそっちを見ていただいた方が良いでしょう。
既卒者の前職
1位:金融系
2位:不動産
3位:公務員、浪人
その他:メーカー、福祉系、IT系など
既卒者の前職ですが、金融系の人が多かったです。
金融系とは銀行、信用金庫、証券、保険業界などです。
特に元銀行員が多く、地銀の方が多かったですが、稀にメガバンクで働いていた人もいました。
金融系が多い理由として、
①金融系は高学歴な方が多いので、筆記試験を突破する人が多い
②激務なので仕事を辞めて公務員を目指す受験者が多い
この2点だと考えています。
また、浪人の人も意外に多くて驚きました。
(ここでいう浪人とは大学卒業後一度も職についてない、無職またはフリーターの人のことで、公務員予備校に通うために会社を退職した人は含みません。)
ここからわかることは、公務員採用試験は筆記試験さえパスすれば、学歴、職歴フィルターはなく、面接でしっかり判断くれるということです。
学歴
旧帝大卒:10%
国公立大卒:30%
有名私立大卒:30%
中堅私立大卒:20%
その他:10%
全体的に学歴は高めでした。
旧帝大の人数が少ないのは、そういう人たちは皆、国家総合職(旧国1)を受験するからでしょう。
地方公務員や国家一般職(旧国2)の職員も学歴だけを見れば、東証一部の大企業で働いている人達とかわりがありません。
このことからも、公務員筆記試験がいかに難しいかがわかっていただけるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日書かせていただいた内容は、私が公務員になる前に喉から手が出るほど欲しい情報だったので、現在公務員を目指されている方には参考になるのではないでしょうか。
公務員にまつわる噂は、インターネットで調べれば色々出てきます。
公務員採用情報もその1つです。
情報が多いために、どれが本当に正しい情報か迷ってしまいます。
この記事が、公務員を目指される方の助けに少しでもなればと願っています。