こんにちは、DMMオンライン英会話受講生のりょうすけです。
私が現在受講しているDMM英会話の料金改定があるようです。
今日はその理由を少し考えてみたいと思います。
DMM英会話料金が2017年3月から5,500円/月になります
現在、DMM英会話の料金は4,950円/月(毎日1レッスンコース)です。
実はこの料金も2016年の1月に改定があり、それまでは3,950円でした。
約1年2ヶ月で10%強の値上げです。
なぜDMM英会話は、今回料金の値上げに踏み切ったのでしょうか。
その理由を考えてみましょう。
フィリピンの物価上昇率は2〜4%
ご存知の方も多いと思いますが、DMM英会話を含めたオンライン英会話講師にはフィリピン人講師が多いです。
これは、英語の語学水準と物価(人件費)のバランスが良いからでしょう。
DMM英会話も講師予約画面を見てもらえればわかりますが、半分以上はフィリピン人講師です。(講師予約画面は受講者でなくても見ることができます。)
他の事業に比べ、相対的に人件費の比率の高いこのような事業は、フィリピンの物価をもろに受けます。
(つまり、フィリピンの物価が高くなれば、その分講師の給料を上げないと給料水準の維持ができないということです。)
フィリピンの物価を見てみましょう。
(出典:http://ecodb.net/country/PH/imf_inflation.html)
フィリピンのインフレ率です。
ここ2年は少し落ちてますが、だいたい4%前後というところでしょうか。
つまり、少なくとも毎年4%程度の料金を上げないと講師の給料水準を維持することができないということです。
(デフレが長く続く日本では、少し実感しにくい感覚ですよね)
ただ、これだけの理由では、10%強のレッスン料改定の理由にはならないように思います。
他社競合(レアジョブ)と比較して見る
対抗といればやはりレアジョブでしょう。
レアジョブの料金体系を見て見ます。
(出典:https://www.rarejob.com/payment/)
6,780円/月です。
いつも間にか料金が結構上がってますね。
DMM英会話のレッスン料を上げた一番の理由はここにあるような気がします。
1.料金を上げても競合性が確保できる
オンライン英会話を決める大きなファクターの1つは料金といっても過言ではないでしょう。
つまり、料金を500円程度上げようが(5500円になろうが)受講者が大きく減ることはないと考えたのでしょう。
料金面でまだまだ優位性を確保できている現状では、料金を上げるのは至極当然といえます。
2.講師の給与(待遇)を確保するため
レッスン料が安いということは、その分講師陣の給料が安いと言えます。
つまり、オンライン英会話が乱立している昨今、講師側からすれば、少しでも待遇が良いところに流れていくのは自然なことです。
優秀な講師をつなぎとめておくためにも料金のUPは必須だったのでしょう。
まとめ:オンライン英会話は早くやればやるほどお得
結局はこれに尽きると思います。
オンライン英会話が安い理由は、フィリピンの物価が安いからです。
つまり、フィリピンの物価が上がればオンライン英会話のレッスン料金が上がるのは必然です。
さらにいうと、今後数年〜十数年の物価上昇率は日本よりフィリピンの方が高いのは確実でしょう。
つまり、少しでもオンライン英会話に興味があるのであれば、早く受講した方が良いということです。