こんにちは、公務員ブロガーのりょうすけです。
タイトルにあるように”公務員=安定、安泰?”この手の話はよく聞きます。
正直、私が民間企業から公務員に転職した理由の一つに安定、安泰という意識があったのは確かです。
今回、民間企業時代から私の尊敬するホリエモンが公務員の将来について言及されていたので、公務員の視点から意見を書いてみたいと思います。
▼ホリエモンの記事はこちら
公務員は減少する流れだが、不要にはならない
ITの進歩による窓口業務の効率化により
「全員がスマホで申請できるようになれば、窓口職員はいらなくなるよね」
とコメントされています。
このコメントに対して、窓口業務効率化による職員減少については同意見です。
昔は、市役所で平日の9時5時の間しか住民票などの証明書類を手に入れることができませんでした。
しかし、時代の流れとともに、出張窓口ができ、土日も、時間も延長するようになりました。
将来IT化の流れで、スマホで申請も実現するのではと思っています。
市役所の窓口職員はいらなくなるでしょう。
「公務員がやらなきゃいけないことって、実はほとんどないんじゃないかな」
しかし、それだけで公務員がほとんどいらないとは思いません。
実際市役所の窓口で仕事をしている職員はほんの一部です。
市役所だけでも、政策、総務、財政、土木、建築、環境etcあり、市民の方が目にする窓口職員はほんの一部です。さらに都道府県庁や国家公務員などを合わせると窓口職員はさらに少数になり、これだけで公務員が不要ということにはならないです。
それに、日本の公務員って多いと思っていませんか。
OECDの中でも日本の公務員の数って最下位レベルです。
国民が選んだ政治家が国の将来を考えます。
国家公務員がその将来に向けた国家運営について、具体的な法律や政策を考えます。
それに基づき地方公務員がその法律、政策に基づき各自治体の地方行政を公平性を考えながら具体的に実行します。
そういう意味では、公務員は絶対に必要です。
しかし、無駄が多いのは事実です。
地方が都道府県庁と市役所と2つあるのも無駄の一つだと思います。
そういう意味で、道州制についても、賛成側で、そういう流れになっていくと思うし、そうなればかなりの公務員は削減されるでしょう。
これからの公務員は安泰ではない
「これから20〜30年くらいのスパンだけで見ても、公務員が絶対安泰だとはまず言えないよね」
完全に同意です。
民間企業に比べて、何周も周回遅れですが、これからの公務員はリストラもされるし、成果主義になっていくでしょう。
個人的には、その流れで副業もできるようになってくれればと思っていますが(笑)
これからの公務員、いつ辞めてもいいぐらいのスキルを身につけておかなければならないと思っています。
ただ、私のような意見を持った公務員は少数派だと思いますが‥