私は現在公務員として日々合コンに明け暮れています。
10年前の私からすると、今の自分のことは到底信じられないと思います。
私は典型的なモテない人生を歩んできました。
そんなモテない私が、今は新しい女性と好きな時に出会ったり、遊んだりできるようになりました。
今回はそんな私の恋愛遍歴を書いてみたいと思います。
初恋が早かった幼少期
私の初恋は、周りと比べても早かった方だと記憶しています。
私の初恋は幼稚園の先生でした。
他の子よりも自分を可愛がってくれたことが理由でした。
周りの友達が砂場で遊んでいる時、私は常に先生に近づき手をつなごうとしていました。
現実を理解した小、中学生
6歳ぐらいまでは、比較的大きな瞳で、可愛らしかった私ですが、その姿も急激な変化により、その面影をなくしていきました。
デブ化したためです。
その時の何よりの楽しみは、食べることでした。
食欲 >>>>> モテたい
小学3年生になる頃には完全にデブの仲間入りでした。
当時は肥満体型の子供達だけ、身体測定の時に、測定結果を記録する紙とは別に、ダイエット法を記した赤い冊子を持たされ、とても恥ずかしかった記憶があります。
女子に注目されたいという気持ちはもちろんありましたが、その圧倒的な食欲により、私の体型はどんどん肥大化していきました。
女子小学生はスポーツができる男子が好きです。
デブで愚鈍な動きしかできない私は、当然モテるはずもなく、どんどん卑屈になり食欲だけは枯れることなく増大しました。
中学生になる頃には、女子と話す言葉といえば、
女「ちょっと消しゴム借りていい?」
私「えっ、 い い いいよ(汗)」
隣の席の女子と、時々こんな感じで話す程度でした。
中学3年生になる頃には、女子と話したい気持ちより、話す時のストレスの方が大きくなって、できるだけ女子から離れたいと思うようになっていました。
オタク完全体となった高校時代
女子と話したいという欲求と女子から離れたいという感情の板挟みに疲れた私は、女子のいない男子校を選択しました。(今思い返すと、完全な選択ミスだったと思います。)
高校に入学した時にはすっきりとしていた気持ちも、入って半年もすると、女子と友達になりたいという欲求がどんどん大きくなり、その欲求を満たすため、私はいつの間にかTVゲームとアニメの世界に入っていました。
一度その世界に足を踏み入れると、私のオタク化はどんどん進行していきました。
当然見た目など気にするはずもなく、高校2年の時点で身長162cmで体重は78kg、私服は親が買ってきてくれたユニクロでした。(当時のユニクロにはオシャレな服は皆無でした。)
そして、TVゲームのしすぎによる視力低下で、メガネを装備するようになり、生まれ持った天然パーマにより髪の毛はくるくる、オタク完全体が出来上がりました。
毎日のようにH2を読みふけり、男女共学の自分を夢想していました。相手は、当時好きだった2次元アニメのキャラクターでした。
そんな暗黒な高校時代を過ごした私は大学デビューを果たすために、一大決心をするのでした。
初めて彼女ができた大学時代
その一大決心とはダイエットでした。
本当は高校の卒業までに痩せたかったのですが、なかなか合格できず、私の大学受験は、後期日程までずれ込んでしまい、気づけば大学の入学式でした。
入学式時点の私の体型は、身長167cmで体重78kgでした。
それから必死の努力で6月の中旬には体重を64kgにまで落としました。
2ヶ月で実に14kgのダイエットに成功しました。
それから、メガネはコンタクトレンズに変え、天然パーマだった髪はストレートパーマをあてました。
ダサい服は全部捨てて、大学に入って好きになったBOYCOTTのマネキンが着ている服と全く同じものを買いました。
ひとまず見た目は変わりましたが、女子と話す能力は中学2年生から変わっておらず、むしろブランクがある分、退化していました。
女子と出会う機会がなく悶々としていたある日、大学で文化祭の実行委員を募集する張り紙を見つけた私は、
「これに参加するしかない」
と思い、藁をもすがる思いで参加しました。
そして、その実行委員会で知り合った一人の女性が後に、私の初めての彼女となる人でした。
私の実行委員会のチームは8人で、そのうち2人が女子でした。
最初は当然女子と話すことなどできず、不自然なほど女子を避けて、男子としか話せませんでした。
それでも、文化祭を実行する上で話さなければならないことがあったので、女子と話す機会は何度となくありました。
最初のうちは、
女「これお願い。」
私「うん。」
女「ありがとう。」
私「おう。」
でしたが、文化祭が終わる4ヶ月後には、「特定の女性と、緊張はするが会話は出来る」レベルになっていました。
そして文化祭の終わった日、人生で初めて告白をし、彼女ができました。
結局その女子とは、2ヶ月しか続きませんでした。(当然フラれました。)
私といてもつまらないというのが理由でした。
それから私は、2年間彼女のことを忘れることができず引きずりました。
気がつけは3回生も終わりに近づき、就職活動も活発になり、あっという間に卒業しました。
そして、社会人になり、また女性と出会う機会のない暗黒時代が始まるのでした。
▼私の恋愛遍歴【社会人時代編】