こんにちは、公務員ブロガーのりょうすけです。
私のブログを読んで「公務員になろう」と決意していただきありがとうございます。
この記事を読んでいただいているということは、きっとそういうことなのでしょう。(笑)
私が公務員を目指そうと決意したとき、最初に考えたのが「筆記試験対策をどうするか」でした。
【予備校】【通信講座】【独学】がある中で、私は最終的に【独学】を選びました。
今回は、それぞれの選択肢のメリット、デメリットを私の経験を踏まえ、考えてみたいと思います。
安定の予備校
公務員に合格した人のほとんどは予備校に行っています。これはまぎれもない事実です。
公務員試験は、他の資格試験よりも範囲が膨大です。全ての科目を全て勉強しようとすると、いくら時間があっても足りません。
予備校に通えば、きっちりとスケジューリングしてくれるので、カリキュラムに沿って淡々と学習すれば合格できるでしょう。
また、公務員の募集は、各自治体が独自に行うので、試験範囲や日時等の情報を集めるのも結構面倒です。
予備校に行けば、最新情報を提供してくれるので、「気づいた時には志望自治体の募集が終わっていた」などの失敗もないでしょう。
なので、自己管理が苦手な人や、時間とお金がある人は、予備校に通うのがベターです。
メリット
- しっかりしたカリキュラムがある
- 試験等の最新情報を入手できる
- 自習室が使える
- わからないところはすぐ聞ける
- 同じ目標を持った仲間が近くにいるのでモチベーションが保てる
デメリット
- お金がかかる
- 講師の当たり外れがある
- カリキュラムに縛られるので、自習時間が少ない
予備校と独学の中間的存在である通信講座
何を隠そう私も最初は、通信講座を選択しました。そしてすぐに挫折し、独学に切り替えました。(笑)
通信講座を提供しているのは、ほとんどが予備校です。
なので通信講座を勧める謳い文句は、「予備校より費用が安いのに、予備校と同じ水準の学習ができる」こんな感じです。
しかし、私が実際に通信講座を受講し、教材が届いた時に抱いた感想は、「あんまり通信講座に力を入れてねーな」でした。
当然ですが、教材は予備校で使っているものと同じです。
つまり、講師が説明する前提で作られているので、教材だけを比較すると、本屋で売っている参考書よりも質が低いです。
教材で不足しているところを、予備校が配信している動画で補填しようと思っても、実際に講義を受けるよりも集中力が持続せず、中途半端に終わりました。
私の経験だけで評価すると、通信講座はあまりお勧めしません。
この方法をあえて勧める人がいるならば、「予備校に通いたいけど、家から予備校までが遠いので行けない人」でしょうか。
お金を節約したいという理由だけで通信講座を選ぶのはやめましょう。
メリット
- 予備校より安い
- 予備校が遠くても問題ない
- 自由な時間に勉強できる
デメリット
- 独学よりも費用がかかる
- リアルタイムに質問ができない
私が選んだ独学
私が独学を選んだ理由は、時間的制約からです。公務員に合格するまで仕事を辞める気が無かったので、予備校に通うという選択肢は最初からありませんでした。
そして、通信講座も挫折した私が選ぶ選択肢は独学の一択でした。
独学のメリットは何よりも、費用が安いことです。
参考書は合計30〜40冊ほど購入しましたが、それでも5万円前後で済みました。
1冊1冊自分で吟味して購入していく作業は、かなり面倒でしたが、各教科ごとに自分に合った参考書を選べたのは良かったです。
逆に、独学をする上で、一番きつかったのはモチベーションを維持することでした。
独学で勉強、それも働きながらとなると相当な覚悟が必要です。私の場合、仕事の日は3時間、休みの日は8時間程度やっていました。
そんな毎日を繰り返していると突然、
「こんなに勉強しても、合格できなのではないだろうか」
「合格しなかったら、これまでの時間が全て無駄になるのではないだろうか」
こんな思いが頭を駆け巡り、全てを投げ出したくなる衝動にかられました。
それでも私が、続けられたのは、「公務員に合格しない限り、今の仕事を辞めることができない」という危機感でした。
独学のメリット、デメリットを挙げます。
メリット
- 費用が安い
- 自分のペースで学習できる
- 教科ごとに質の高い参考書を選択できる
デメリット
- 情報収集を自分でやらなければならない
- 自分で学習計画を立てなければならない
- モチベーションの継続が難しい
合格するために必要なのは強い意志である
これから公務員になろうと思っている人、特に働きながら合格を目指そうという方はモチベーションをいかに保つかが最も大切です。
勉強を始める前に、まず自分が公務員になりたい理由をしっかりと考えて、「勉強の途中で揺らぐことのない意思と覚悟を持つ」これが独学で合格する近道です。