こんにちは、公務員ブロガーのりょうすけです。
公務員試験の独学での勉強は、計画を自分で立案し、それを自分で実行しなければならないため継続するのが本当に難しいです。
誰も見てないので、どうしても自分に甘くなってしまいます。
私自身何度も挫折しそうになりました。
しかし、諦めることなく最終的に何とか合格できました。
今回は、私が独学で実践していた勉強法を書いていきます。
1.参考書はイッキに読む
公務員の筆記試験は範囲がとても広いです。
必ず今までに勉強したことがない、新しい分野を勉強することになります。
そうなれば、参考書を購入し、内容を理解していくことになります。
参考書を読むときに、最初から「暗記していこう」などとは思ってはいけません。
まずは、スピード重視で最後までざっと斜め読みしてください。
できれば、2〜3日で一冊を最後まで読みしましょう。
「エビングハウスの忘却曲線」という言葉、もしかすると一度は聞いたことがあるかもしれません。
人は覚えたことを20分後には42%、1日後には74%、6日後には77%忘れてしまうと言われています。
覚えたことを忘れないために、私は復習のタイミングを綿密に決め、勉強計画に落とし込みました。
結果、計画が細かすぎてすぐに破綻しました。(笑)
そして次に始めたのがこの参考書のイッキ読みです。
つまり、忘却曲線を計算して、細かく刻んで勉強するよりも、忘れる前にイッキに読んでしまおうという発想です。
このやり方で参考書を1週間で3回は繰り返し読みました。
いろんな教科をちょっとずつやるより、この方法の方が効率がいいです。
2.問題集はすぐに解答を読む
問題を解くときのアドバイスです。
問題文を読んで、わからなければすぐに解答を見ましょう。
そして、解答を見て「そういうことかぁ」と納得してください。
それを2、3回ぐらい繰り返してから、実際に自分の力で解いていきましょう。
私は公務員試験の勉強を働きながらやっている時に、時間が有限であることを心底痛感しました。
最初から自分で考えて解いていると、時間が足りません。
思いっきてすぐに解答をみましょう。
考えることを否定しているわけではありません。
考えることは非常に大事ですが、公務員筆記試験に関して言えば、深く思考する問題はありません。
スピード重視でどんどん問題を解けるようにしていきましょう。
3.手を動かす
何かを記憶するときに、手を動かす作業は結構面倒くさいです。
私も、最初は読んで覚えようとしました。
結果、すぐに忘れました。(笑)
手を動かすと、忘れる速度が遅くなります。
キレイに書く必要はありません。ぐちゃぐちゃでもいいので、書きまくりましょう。
ついでに声を出したり、無駄に体を動かすとさらに効果的です。
暗記するときに、部屋中うろうろしながら覚えた方が案外覚えられたりしました。
4.「ながら勉強」をする
椅子に座り机に向かって勉強する。
これが一番効率が良いことであるのは間違いないです。
机にずっと座って勉強できる人は、どうぞこの方法でやってください。
でも、そんなことができない人の方が多いはずです。
勉強しないとダメなことはわかっているけど、お尻が重くて動かないのです。
私が、そんな時にやった勉強法があります。
それが机に向かわずに、ながら勉強するということです。
テレビを見ながら、ご飯を食べながら、風呂に入りながら、トイレに入りながら勉強していました。
この方法は、机に向かって勉強するより効率は悪いです。
しかし何もしないよりはマシです。
この方法のメリットは、勉強するというハードルを下げることにあります。
ながら勉強をしていると、時々勉強の内容にのめり込む時があります。その時に、机に向かうと数十分から数時間は勉強できます。
5.不安な状態を作り出す
人は行動する前に、まず「やってみよう」とやる気を出します。
そのやる気は、憧れであったり夢であったりのようなポジティブな感情から生まれるのが1つ。
そしてもう1つは、「このままじゃヤバい」というネガティブな感情から生まれるものです。
私の経験上、ネガティブな感情からのやる気の方が持続すると思っています。
ポジティブな感情の場合、途中でやる気がなくなるとすぐやめてしまいます。
言い方を変えるとやめることができてしまうのです。
対して、ネガティブな感情、つまり「このままではいけないという」気持ちからくるやる気は、途中でやめられないので長続きします。
お尻に火がついている状態なので、走り続けなけれならないからです。
ですから、リスクを取れる範囲で自分を不安定な状態下においてください。
公務員試験に限定すると、その最たるものは仕事を辞めて公務員を目指すことです。
学生と違い、危機感が違います。学生よりも高い確率で合格できるでしょう。
私の場合は、仕事を辞めるリスクは取れませんでした。
それでも、当時の会社で定年までは絶対に続けられないという危機感があったので、継続して勉強を続けることができました。
どんな試験も継続すれば必ず合格できます。
ただし、公務員試験は年齢制限があります。
少しでも効率よく勉強して合格を目指しましょう。