こんにちは、公務員ブロガーのりょうすけです。
今回は公務員になってからよく聞かれる、公務員を取り巻く環境やお金についての話をしたいと思います。
民間企業を経て公務員となった、私の客観的な視点で書いていきます。
公務員の安定時代は崩壊した
公務員に転職する前の私を含め、世間一般の人は「公務員=安定した職業」というイメージを持っています。
事実クラレが行った、男子小学生の親が将来就かせたい職業ランキングでは、公務員が1番人気です。
教師、消防士、警察官も公務員なので、それを含めると半数近くの親が公務員を希望していることになります。
しかし、私自身公務員に転職して、公務員の安定した時代は終わりつつあると感じています。
公務員もリストラにあっている
公務員はリストラがないとよく言われますが、分限免職という形で事実上整理解雇されています。
社会保険庁の職員が約500人解雇されたのは有名な話です。
分限免職までではなくとも、「国家公務員が片道切符で独立行政法人へ出向する」などは良く聞く話です。
公務員の給与は年々減少している
この結果を見ていただくとわかるように、公務員の給与は年々下がっています。
さらに、国家公務員においては、東日本大震災の復興財源に充てる名目で2年間平均年収が7.8%下がりました。
私の話をさせていただきますと、民間企業から公務員に転職して、年収は約3割減少しました。
公務員の給与は一概に高いとは言えない
一口に公務員と言っても、警察官、公立学校の教師、自衛隊、総理大臣など日本には数多くの種類の公務員がいるため、一概に給与が高いとは言えません。
上場企業によって年収がバラバラなのと同じです。
一般的な事務職で言うと、キャリア官僚の給与は確かに高いです。その分、仕事は激務ですが‥。
しかし、その他の職員の給与はそれほど高くないです。
それでも今までは安定がほぼ保証されていた分、魅力がありましたが、それが崩壊しつつある今は、昔ほどの魅力はないと思います。
公務員になることのリスク
企業に限らず、個人でも重大な事件を起こせば新聞やテレビで報道されます。
しかし、公務員の場合は、そうでない人よりも小さな事件でも報道されます。
痴漢、盗撮、万引きなどの犯罪でも、その事件を起こしたのが公務員であれば報道されてますよね。
まとめ
今回は、「公務員=安定、安泰」というイメージに対する内容だったのでネガティブな要素を書いていきました。
なので公務員の良い点も、もちろんあります。
ただ、私の個人的な感想としては、給与は本当にそれほど高くありません。
残業もありますし、土日出勤も普通にあります。
なので、今ブラック企業で本当にきついという方には公務員をオススメできますが、それ以外の方は、まずしっかり公務員のことについて調べて欲しいです。
イメージ先行で転職して後で後悔しないようにしてください。