こんにちは、恋愛心理学准教授のりょうすけです。
第1印象がいい男ってモテますよね。いわゆるイケメンってやつです。
また、パッとしない男が、普段と違うカッコイイ一面を見せると女性はドキリとします。これがギャップです。
でもモテテクニックであるこの2つって両立しないと思いませんか。
片方は最初にピークが来るのに対して、もう片方は尻上がりに印象が良くなります。
今回は、この2つを両立させようと思い考案した、私のアイデアを紹介します。
第1印象はやっぱり大事
人はまず第1印象で相手がどんな人かを判断します。
最初に良い印象を持ってもらうことはとても有利です。
恋愛だけでなく、面接、商談、営業などでもそうですよね。
人は最初に持った印象が強く影響されます。これを「初頭効果」といいます。
最初に良いイメージを持ってもらえれば、多少の失敗しても相手が勝手に良い側に解釈してくれます。
第1印象を良くするため、身だしなみを整えるのは基本中の基本です。
ギャップは前後の変化量である
ギャップは人を惹きつけます。
いつも仕事ができて完璧だと思っていた人が、急に弱音を吐くと親近感を持ちますよね。
ギャップは総量ではなく変化量だとよく言われます。
テストの点が90点から95点になるより、40点から80点になった方が喜びが大きくないですか。
これを心理学では「ゲインロス効果」と呼ばれています。
とはいえ、ギャップを狙って、第1印象を悪くするのは本末転倒なのでやめておきましょう。
スリーセット理論をうまく使おう
私は、常々「第1印象」と「ギャップ」を両立させる方法がないかと考えていました。
そして、ある日、雑誌でスリーセット理論を読んだ時に今回紹介する方法を思いつきました。
スリーセット理論とは、人の印象は3回会う間に決まってしまうというものです。
初対面で相手の印象を決め、2回目でその印象を再判定し、3回目で再確認し固定すると言うものです。
つまり、第1印象で良いイメージを作って、2回目で1度落とし、3回目でギャップを作って印象を上げれば良いんじゃないかと。
しかし、毎回会うたびに自分のキャラクターを変えるのは、俳優でもない私には無理でした。
私が使っているお手軽スリーセット理論「優しさに強弱をつける」
私は、メールを使ってお手軽にスリーセット理論を利用しています。
まず、女性と出会った時に、優しいキャラクターになります。
▼優しさの効用についてはこの記事を読んでみてください
そして、連絡先を交換します。
後日メールのやりとりをする時に、素っ気ない文章にします。
ここで勘違いしないでほしいのは、冷たいメールを送る必要はないということです。
冷たい印象を持たれてしまいますと、次に繋がりません。
メールの送り方としては顔文字やスタンプをつけずに、句読点で文章を構成するだけです。
例えば「ありがとう ^^」と「ありがとう。」
全然印象が違うと思います。
ここで、相手の女性は、素っ気ない人なんだという印象を受けます。
ただ、第1印象の担保がある分、また会おうと思ってはくれます。
そして次にあった時に最大限の優しさアピールをすることで、ギャップが生まれ、やっぱり優しいと思ってもらえるのです。
1回目 出会い 優しさ up
2回目 メール 優しさ down
3回目 デート 優しさ up
この方法、お手軽な割に結構有効です。
自分のキャラクターを演技で複数作るのは難しいです。ここは文明の利器を使ってみてはいかがでしょうか。