こんにちは、結構ビビりな男りょうすけです。
私は、絶叫マシンが乗れませんでした。
小学生で初めて乗って以来、かれこれ20年以上経ちました。
今日は、私なりの仮説に基づき、USJにてついに絶叫マシンを克服したので、その方法を公開します。
絶叫マシンとの苦い思い出
初めて乗ったのは、確か小学3年生の時です。
父にうまく乗せられ、初めて絶叫マシンを乗り終えた私は、涙で遊園地が霞んでいました。
それ以来、絶叫マシンに乗れなくなった私は、中学、高校と友達にバカにされる人生でした。
それでも、バカにされたままでは悔しかったので、なんとかフリーフォール系のアトラクションだけは気合いで乗っていました。
フリーフォール系のアトラクションはG(重力)がかかるのが、落ちる時の1度だけで済むからです。
結局、フリーフォール系のアトラクションに何度乗っても私の絶叫マシン恐怖症が改善されることはありませんでした。
当然ですが、彼女と遊園地に行ったことはほとんどありません。
なぜか女の子は絶叫マシンが大好きで、そんな子と遊園地へ行っても惨めな思いをするだけだからです。
私が絶叫マシンに乗られない理由は「ふわっと感」
あの独特の「ふわっと感」とも「心臓を握られる感じ」とでも言いましょうか。
絶叫マシンが急降下する時に、本当に心臓からお腹にかけてものすごいストレスがかかるのです。
「エアタイム」という名前らしいですね。
なので、飛行機が離陸する瞬間もあまり好きではありません。
絶叫マシンに乗ることができない人なら、きっと共感いただけるでしょう。
絶叫マシンは、身体的にストレスがかかって本当に苦しいのです。
私からしたら、「なんで高い金出してストレスもらいに行くんだよっ」って気持ちでした。
それでも、一緒に行った仲間が、気持ち良さように乗っている姿をみて羨ましいという気持ちも少なからずありました。
それでも諦めなかった理由は、私には得意なG(重力)スポットがあるから
下ネタではないです。(笑)
私は、急降下するG(重力)、すなわち体の下側からかかるGはものすごく苦手です。
絶叫マシンが落ちる瞬間ですね。
なので、絶叫マシンに乗れないのは当然です。
しかし、絶叫マシンが急上昇するG(重力)については全然大丈夫なのです。
これは、飛行機に乗っていても感じます。
飛行中、強風で機体が揺れる時に、下に落ちる時は怖いのですが、上に上がる時は全く平気なのです。
自問自答した結果、私の得意なGスポットはこうなりました。
下G:絶対無理。一番苦手
上G:大丈夫。むしろ余裕
前G:少し大丈夫。飛行機の離陸前のG(加速度)程度なら耐えられる
後G:多分大丈夫。感覚的に前Gより大丈夫な気がする
つまり、得意なGの方向があるんだったら、苦手なGも訓練すれば大丈夫になるのではと考えたのです。
絶叫マシン克服プログラム
私は考えました。
英語もいきなり話すのは無理です。
まず、単語、文法を覚え、リスニング、リーディング、スピーキングと徐々に練習し、話せるようになるはずです。
もしかしたら絶叫マシンも、得意なGを何度も体験し、Gに耐えるコツを掴んでから乗れば克服できるのではないだろうか。
ということは、いろんな方向からGを受けることができる遊園地があればそこで訓練できるかもしれない。
調べた結果、条件を満足することができる遊園地はUSJだった
私の仮説を検証できる遊園地を探した結果、辿りついたのがUSJです。
1.普通の絶叫マシン(下G)「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」
2.背中から受けるG(後G)「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜」
3.頭から受けるG(上G)「ザ・フライング・ダイナソー」
これだけ体のいろんな部分からGを受けられるのはUSJしかありません。
特に、「ザ・フライング・ダイナソー」は今年できたばかりです。
このアトラクションは、レールに対して体が平行な状態に固定されます。
つまり急降下する時は、頭から落ちていくことになります。
これができたことによりUSJは、体の3方向からGを受けるアトラクションが出来たわけです。
神様が、私の絶叫マシン恐怖症を克服させるために作ってくれたのだと思いました。(笑)
USJに行ってきたので、その結果報告する
はい、USJに行ってきました。
半年前からずっと大阪に行く機会を伺っていましたが、ついに知り合いが大阪で結婚式を挙げるという機会に恵まれました。
基本データ
USJ滞在日数:2日間
絶叫マシン乗車回数:
「ザ・フライング・ダイナソー」(以下、ダイナソー):1回
「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜」(以下、バックドロップ):3回
「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」(以下、ハリドリ):3回
1日目
①まず、現状確認のため「ハリドリ」1回目乗車
感想:全然、慣れてなかった。乗ったことを後悔した。
②一番得意であろう「ダイナソー」1回目乗車
感想:全然平気だった。私の仮説は正しかった。歓喜した。
③「バックドロップ」1回目乗車
感想:「ふわっと感」を感じるが、「ハリドリ」よりはましだった。
④「バックドロップ」2回目乗車
感想:なぜか全然平気だった。どうやら1日で絶叫マシンに乗りすぎたせいで、もうリキむ力がなくなり、力を抜いて脱力したことが功を奏したようだ。
⑤ここで閉園となり終了
2日目
⑥「バックドロップ」3回目乗車
感想:昨日の感覚を意識し、リキむのをやめた。全然平気になった。イメージとしては、今まではGに耐えようと正面から受け止めていたが、うまくGを受け流せるようになった感じ。
⑦満を辞して「ハリドリ」2回目乗車
感想:力を抜く(落ちる瞬間に息を吐く感じ)と「ふわっと感」が体から消える。ついに克服した。感動して泣きそうになった。いや、実際泣いていた。
⑧最終確認のため「ハリドリ」3回目乗車
感想:もはや楽しめるようになった。今なら声を大にして言える。「絶叫マシンたのし〜!!」
わかったこと
・絶叫マシンは待ち時間が長すぎで1日に4、5回乗るのが精一杯
・表示されている待ち時間は長めにとっているようで、実際の待ち時間は表示の70%程度
・ハリポタエリアは休日に来るものではない。満員電車状態だった
・待ち時間だけで、本を4冊(2日で)読み終えることができる
・本はかさばるので電子書籍を持っていると便利
・電子書籍を使うと携帯の充電が必要となるので予備バッテリーは必須
・男1人でもUSJは結構楽しめる
・女の子は多いが、ナンパは難しい
・そして、絶叫マシンは楽しいということ!!
まとめ:絶叫マシンを克服したければ、USJへ行け
私が提案する絶叫マシン克服順序はこうです。
①ダイナソーに乗る
ここで、絶叫マシンはそれほど怖くないと暗示をかける
②バックドロップに乗る
何度か乗って、息を吐くタイミングを練習する
③ハリドリに乗る
コツは、落ちる瞬間に息を抜いて脱力(リラックス)することです。
かと言っていきなりは当然無理なので、「ダイナソー」と「バックドロップ」に乗って練習して下さい。
何度も乗って、息を吐くタイミングを練習してください。
何度か乗って練習すると、力の抜き方がわかってきます。
これであなたも、脱絶叫マシン恐怖症です。
私は、あれだけ怖かった絶叫マシンの楽しさをついに覚えました。
1度乗れるようになると絶叫マシンはめちゃくちゃ楽しいです。
病みつきになる理由もわかります。
今絶叫マシン恐怖症で悩んでいるあなた、USJに行ってこの克服プログラムをぜび実行してみてください。
あなたも必ず絶叫マシンに必ず乗れるようになります。