こんにちは、英単語記憶障害症候群のりょうすけです。
英語が嫌いな私が、なぜ英語を始めたのかは過去に言及させていただきました。
今日は、暗記が嫌いな私が、暗記物の頂点に君臨していると言っても過言ではない、英単語と格闘し、ついに攻略することができたのでその記録をここに記します。
英単語帳はDUO3.0一択
最初に私が使用したアイテムをご紹介します。
- DUO3.0 CD
- DUO3.0 単語帳
- Anki
この3つです。
この3種の神器が最強です。
英単語帳だけで10冊以上持っている、コレクターの私が言うのだから間違いありません。(笑)
1.まずDUO3.0 CDを毎日聞き、初めて聞く英単語をなくし、英単語達と顔見知りになります。
2.次に、DUO3.0 単語帳を読んで、英単語の意味を理解します。
3.最後に、Ankiというツールを使って単語を暗記するだけです。
具体的に書いていきます。
1.DUO3.0 CDを聞きまくる
単語・熟語学習は、DUOを使えば間違いない。細かいところまで作り込まれた最強の単語帳だ。DUOには、計560本の英文が載っており、その英文の中に、膨大な重要単語と熟語が盛り込まれている。たとえば、DUOに掲載された次の英文には、重要単語と熟語が2含まれている。
They are very polite in his presence, but actually, they aloways talk about him behind his back.
(彼女たちは彼の前ではとても礼儀正しいが、実際にはいつも陰口を叩いている)
①polite:礼儀正しい
② in one’s prsence:〜のいる前で
③actually:実際には
④ behind one’s back :〜のいないところで
4つの単語・熟語がうまーく含まれており、この1例文を覚えるだけで同時に4つの単語を網羅できる。「デーブはデブでノロマなんだよ」のように「言い過ぎだろ」とクスッと笑えるような英文が入っているのもDUO の良いところ。
(出典:http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/english-tools)
私が、この教材を使っている理由です。
私が愛読しているLITERARRYというブログの記事の一文です。
ちなみにこのブログの管理者のTOEICは900点を超えているそうです。
具体的な勉強法です。
人間というのは、次のポイントをおさえると記憶が定着しやすい生き物だ。
- 視覚だけでなく、聴覚でもインプットする
- 自分の口で発声する
- 同じモノを一定の期間内に何度もインプットする
そこでDUOを使うときには、CDを聴きながら、例文をざっと眺めていくことをおすすめする。これをセクションごとに何回も繰り返す。1セクションは2〜3分程度で終わるため、15分間リピート再生すれば5回以上は繰り返し、同単語をインプットできる。さらに、自宅などで勉強しているときには、シャドーイングする(CDに合わせて、自分の口で英文を読み上げる)と、より英単語が定着しやすい。
(出典:http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/english-tools)
この方法を忠実に守ってリスニング、シャドーイングを行いました。
計560本の例文が約60分で収録されています。
私は、2ヶ月間で100回(約100時間)ほど例文を聞きました。
1ヶ月を超えたあたりから、例文の最初の部分を聞いた瞬間に、残りのフレーズが自然と頭に思い浮かぶようになります。
そうなれば、シャドーイングからシンクロリーディングができるようになります。
シャドーイングが音声の後に続けて発音するのに対し、シンクロリーディングは、流れてくるCDの音声と同時に発音することです。
シンクロリーディングの最大のメリットは、自分の発音やイントネーション(アクセント)の間違いがはっきりと分かることです。
CDの音声と同時に自分も発音するので、自分の発音が間違っていると、CDの音声と上手くシンクロしなくなります。
つまり、耳から聞こえてくる音声と、自分で発音した音声との違いにより違和感を感じるのです。
そうすれば、気持ちが悪いので自然とその違和感をなくそうと発音するようになり、徐々に正しい発音ができるようになります。
この時期から急激に自分の発音がよくなりました。
現在オンライン英会話を受講中ですが、先生から発音だけはパーフェクトだと褒められます。
シャドーイングからシンクロリーディング、ここまで昇華できるよう途中で諦めずに継続してください。
(通勤中にシャドーイング、シンクロリーディングするときはマスクをすることをお勧めします。(笑))
2.DUO3.0 単語帳を使って覚える
CDを聴き始めて約2週間後から開始しました。
感想は、「覚えやすい」でした。
もちろん、この単語帳は優秀な教材です。
しかし、この単語帳にだけ何か特別な仕掛けがあるという訳ではありません。
理由は、リスニングにありました。
つまり、何度もCDで、日本語と英語の例文を聞いているので、単語の意味を類推することができようになっているのです。
また、今回紹介する暗記法で感動した体験例を1つご紹介します。
DUO3.0の560個ある例文の1つに、
His latest works are on display at the city hall. They are fabulous beyond description.
という例文があります。
単語帳で「fabulous」という単語を見た瞬間、反射的に「fabulous beyond description」というフレーズが頭に浮かんだのです。
感動しました。
こんな体験が今までになかったので、リスニング、特にシャドーイングの効果に驚きました。
ちなみに、この例文には覚えるべき重要単語が6つ入っています。
つまり、この例文を覚えるだけで、6つの重要単語を覚えたことになります。
DUO3.0の1つ1つの例文がいかに作り込まれているかがわかっていただけるのではないでしょうか。
3.Ankiを使って単語を覚えまくる
ここからがこの暗記法のキモです。
Ankiについて詳しく知りたい方は、上の記事を読んでもらえればと思います。
簡単に説明すると、昔は紙の単語カードを使って覚えていました。
それを、ペーパーレスで行えるのがこのAnkiです。
利点は4つ
- ペーパーレスなので単語カードを紛失するリスクがない
- ペーパーレスなのでかさばらない
- ペーパーレスなので、カードをめくる作業がボタン1つでできる
- 単語の定着度に合わせて、出題頻度を調節してくれる
まず3.ですが、枚数を重ねるほどに後からボディブローの様に効果を実感します。
私は、最後の方は1日に2000枚ほどカードをめくっていました。
通常、紙媒体の単語カードであれば「カードを裏返して答えを確認する」、「カードをめくる」という行為が必要です。
しかし、Ankiであればこの2つのアクションをキーボードのキーを2回叩くだけで実現できるのです。
1枚1秒の時間短縮であったとしても、1日に2000秒(約33分)の時間が短縮できます。
そして、何より4.は大変素晴らしいです。
人間は忘却する生き物です。(エビングハウスの忘却曲線 )
このツールは、自分の記憶の定着度に合わせて出題頻度を調節してくれるので、大変効率よく記憶できます。
DUO3.0 × Anki の組み合わせが最強な理由
なんとDUO3.0の重要単語を無料でダウンロードできるんです。
当初は自分で1枚ずつ単語カードを作成していたのですが、ある日とんでもないものを発見しました。
Ankiには、共有リソースという各自で作った単語帳を共有できる機能があります。
ここに、なんとDUO3.0の重要単語を共有してくれている大変素晴らしいお方がいたのです。
Anki – friendly, intelligent flashcards
このファイルには約2600語の単語カードが収録されています。
DUO3.0に出てくる重要単語と熟語ほぼ全てです。
このデータのおかげで私は、約11時間(15秒/枚×2600枚)の単語帳作成時間を節約させていただきました。
ダウンロードすれば、あとは暗記するだけです。
私は、1日に100枚の新単語を覚えていきました。
最初の方は、普通にこなすことができますが、後半になればなるほど、復習する必要のある単語が増えて行くので結構きついです。
1日に100枚づつ新単語を増やして行くと、全部で2600語あるので、26日で新単語を学び終えます。
私の場合は、最後の10日間ぐらいは新単語と復習単語を合わせて1500語から2000語のカードをめくっていました。
ここが一番しんどい時期ですが、乗り越えればあとは復習単語を繰り返すだけなので、徐々に1日に学ばなければならない単語が減っていきます。
2ヶ月で単語を覚えきるために、この10日間ぜひ乗り切ってください。
まとめ:DUO3.0シリーズで一気に単語を覚えよう
今まで、単語帳は買ったら終わっていた私が、DUO3.0を使い始めてたった2ヶ月で、全ての単語を覚えることができました。
今までの私からすれば脅威的な成長です。
また、覚えた単語が増えていくにつれ、オンライン英会話のレッスンで聞き取れる会話の量も増えました。
これを読んでいただいたあなたもこの方法で一緒に単語を覚えましょう。