「悟り」でうつを克服するという方法。適応障害を克服するために参考にした10冊の本

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

マインドセット

こんにちは、元適応障害患者のりょうすけです。

私は民間企業で働いていた時に、適応障害になったことがあります。

実は、それがきっかけで公務員に転職しました。

私の恋愛遍歴【社会人時代編】

本日は、私が適応障害の時に読んで参考になった本を紹介していきます。

適応障害とは

適応障害

心理社会的なストレスがはっきりと認められ、情緒面や行動面に問題が生じるもの。職場の人間関係、夫婦間の葛藤を始め、親の離婚、子供の自立、失恋、身体疾患など、一過性のものから持続的なものまで、ストレス因子は幅広い。抑うつ気分、絶望感、涙もろさが見られたり、不安感につきまとわれ、物事に過敏になったり、心配が高じたりする。仕事や学業に困難が生じ、欠勤や不登校となる場合もある。子供ではケンカや破壊行動、大人でも無謀運転のような社会規範から見て問題となる行為として現れることもある。
(出典:適応障害(てきおうしょうがい)とは – コトバンク

私なりの定義はこんな感じです。(あくまで個人的体験からの感想です)

普段は他の人と何ら変わりのない生活ができるが、ある特定の環境や状況に身を置いた時だけうつ症状が現れるもの。

私のケースでいうと、普段は普通に生活できるのですが、職場に身を置いた時だけ強制的にうつ症状になるような感じでした。

個人的には、「閉所恐怖症」や「先端恐怖症」なども広義に捉えると適応障害なのではと思っています。

 

私の中で、適応障害の症状を上手く表せているなぁと思ったマンガがあります。

ハンター×ハンター21巻のキルアとキメラアントのラモットとの格闘シーンです。

キルアが、特定の環境(自分より強い敵が現れた)の時にだけ、恐怖心(適応障害)の症状が現れる。

このシーンを読んでいる時に、「私もキルアのように自分に刺さった針が抜ければなぁ」と思いました。

 

適応障害だった私が読んでよかったと思った本

1.一生折れない自信のつくり方

いわゆるノウハウ本の1つです。

私がノウハウ本に対する印象はこんな感じです。

「根本的な解決はできないが、即効性が期待できる」

この本は、ノウハウ本にしては結構しっかり作り込まれている印象です。

軽度の適応障害であれば、この本を読んで自分のマインドを変えることができれば乗り越えられるのではと思います。

たかがノウハウ、されどノウハウです。 

今は文庫本が出ているようです。

コスパの点からもオススメです。 

 

 

2.もう、不満は言わない

簡単に説明すると「21日間絶対に不満を言わないければ、その後すべてが上手く行くようになります。」という本です。

この本も今は文庫本が出ているようですね。  

 

 

3.さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

私を適応障害から救ってくれたと言っても過言ではない本です。

作者はエックハルト・トールという方で、この方はかなりのインテリです。

インテリがゆえに重度のうつ病に悩まされました。

その彼が、うつ病を乗り越えるためにたどり着いたのが「さとり」です。

この本と、次に紹介するニューアースという本なのですが、はっきり言って読む人を選びます。

私も適応障害の状態の時に読んでいなければ、この本の内容など全く信じなかったと思います。

今、適応障害やうつ病で悩んでおられる方には是非読んでもらいたい一冊です。

 

 

4.ニュー・アース

もしこの本を読んで、心の底から納得できたのであれば、あなたの心の病は治ります。

それほど強烈な本でした。

3.と同じ作者のエックハルト・トール作の本です。

この本は、理解するまでにめちゃくちゃ時間がかかりました。

3回目でようやく理解できるようになりました。

現在の私のバイブルの一冊で、定期的に読んでいます。

彼のインテリぶりが存分にわかる一冊です。

 

 

5.脳からストレスを消す技術

この本は、うつ病を科学的、医学的見地から説明している本です。

セロトニンという脳内物質をコントロールすることで、うつ病を克服しようとアプローチしています。

私は、この本を読んで生活習慣を変えました。

 

 

6.まんが 哲学入門

ニューアースを読んでから、今まで全く興味がなかった哲学に興味を持つようになりました。

哲学の中に、適応障害を克服するヒントがあるような気がしたからです。 

この本は、巷にあるような、「デカルトがどう」「プラトン、ニーチェがどう」みたいな内容ではありません。

この本を読めば「いま」「存在」「本当のわたし」などのわかりにくい概念が、絵で大変わかりやすく解説してくれています。

ただ単に、哲学に興味がある人にもオススメです。

 

 

7.ブッダ 手塚治虫

 「悟り」と「哲学」に興味を持ったわたしが行き着いた先はブッダでした。

ブッダは「悟り」を開いた最初の人間だと言われています。

ブッダについて全く予備知識がなかったわたしは、マンガを最初に手を取りました。

私の稚拙な文章力で、この本の魅力を伝える自信がありません。

1度立ち読みでも良いので読んでみてください。

1冊読むと止まらなくなります。

 

 

8.シッダールタ

シッダールタとはブッダのことです。

この本は小説です。

マンガをあまり読まない方は、こちらを読んでみて下さい。

特に最終章は、真理(だと私は思っています)のようなものが書かれています。 

 

 

9.嫌われる勇気

最近出たベストセラー本です。

ご存知の方も多いと思います。

この本は、エックハルトトールやブッダのような悟りを開く本ではありません。

系統は少し違いますが、これでうつ病を克服できる人もいるのかもしれません。

ベストセラーになるだけあって、興味深い本でした。 

ちなみに続編もあります。

 

 

10.ハンター×ハンター 21巻

私が冒頭に説明した箇所が、119ページ目から載っています。

興味があれば読んでみて下さい。 

 

 

まとめ

私の興味の移り変わりはこんな感じでした。

  1. 適応障害を克服するためノウハウ本を読む
  2. 小手先ではなく根本的に克服したいと考え、哲学に興味を持つようになる
  3. 適応障害を克服する鍵は悟りにあると考える
  4. 悟りの本を読む中でブッダにたどり着く

 

このように色々な本を読みましたが、私はまだ悟りを開いていません。

しかし、ブッダや悟りの勉強をすることで、精神的な病は他の病とは違い、自分が作り出しているものだと強く認識することができました。

 

現在、私は適応障害を克服しています。(もちろん再発する可能性はありますが)

今同じような病に悩んでいる人がこの記事を、そしてこれらの本を読むことで病を克服できることを祈っています。