つらい時に為替チャートを見たら気持ちが楽になるよ。為替って人生の縮図だと思う

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マインドセット

こんにちは、公務員投資家のりょうすけです。

冬のボーナスも、半分は投資にまわしました。

投資を始めてからというもの、毎日の様に為替の値動きを見ています。

そして最近強く思うんです、為替って人生そのものなんじゃないかと。

 

幸せとは為替チャートそのものである

外国為替チャートというのは、2国間の通貨の相対的な強さを時系列で表したものです。

私はFXで、豪(オーストラリア)ドルを主に扱っているので、豪ドル円の為替チャートをよく見ます。

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(出典:http://www.world401.com/kawase/aus_dol_hendou.html

 

ここ25年の豪ドル円の値動きです。

私は昔から、

「幸せって何なのかなぁ。」

「どうすれば幸せになれるんだろう。」

と、よく考えていました。

そして、いつもの様に為替チャートを見ている時に思ったんです。

為替が通貨の相対値を表す様に、「幸せも、他人と比較した時の相対的な豊かさ」なんじゃないのかなぁと。

 

エアコンを例に挙げます。

エアコンは、昔は高級品でした。

なので、当時エアコンを所有していた人は、きっと幸福感を感じていたでしょう。

でも、今は所有していることが当たり前であり、エアコンを持っているからといって特別に幸福を感じることはないはずです。

つまり、同じエアコンというものを所有していても、周りの環境によって、幸せを感じるかそうでないかが決まります。

さらにいうと、その比較対象が身近であればあるほど幸福感も高くなります。

友達の持っていないガジェットを持っていると、ちょっと優越感を感じる半面、シリア難民のニュースを見ても、自分が幸福だとは思わないでしょう。

それは偏に、自分との距離感の差だと言えます。

 

最近は、為替の値動きを見るたびに、私の幸せの為替チャートはどの辺かなぁと考えてしまいます。

 

幸福感って為替の傾きでもある

相対的に豊かであるからといって、ずっと幸せなのかというとそれも違います。

「お金持ちは皆幸せか」と自問すればわかりますよね。

私の場合でも、公務員試験に合格した瞬間はかなりの幸福感を感じましたが、今はもう慣れてしまい、公務員であるということに対してそれほど幸福を感じることはなくなりました。

 

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(出典:http://豪ドル円.biz/2012/

 

これは2012年1年間の豪ドル円の為替です。

仮に左の数字を豊かさを数値化したものとします。

そしてこのグラフがあなたの豊かさを表しているとしましょう。

2012年3月と6月を比較した時に、どちらが幸福感を感じるでしょうか。

3月は88から85に減少します。

対して6月は76から82に上昇します。

最終的な豊かさは、3月の方が高いです。

ですが、ほとんどの人が6月の方が幸福を感じるでしょう。

人の幸福感は、相対的な豊かさだけでなく、豊かさの変化によっても感じるのではないでしょうか。

給与が減り、高級マンションから普通のマンションに引っ越したサラリーマンより、ホームレスが家賃3万のアパートに住む方が幸福感はきっと高いはずです。

 

為替を見るたびに思うんです。

不労所得を得るために投資をしておきながら、不労所得だけで生活することが本当に幸せなのだろうかと。

否、「私はどれだけ不労所得を得ようとも、何らかの形で働き続けよう」と思います。

 

昔は、裕福な家庭に生まれた人が羨ましいと思っていました。

しかし、今は、自分の努力で裕福になっていくことの方が幸せなのではないかと思っています。

 

今の苦しさって、人生全体で見たらそれほどでもない

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(出典:http://www.world401.com/kawase/aus_dol_hendou.html

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(出典:http://豪ドル円.biz/2012/

 

先ほどのチャートをもう一度。

上のグラフは25年間、下は2012年1年間のチャートです。

2012年の1年間だけのチャートを見るとめちゃくちゃ激動の人生を送っている様に見えますが、長期(上の為替)的に見ると誤差レベルの変動しかありません。

 

人生が苦しい、つらいと思った時は為替チャートを見てみよう

人ってつらい時は、極端に視野や視点が狭くなりますよね。

私も適応障害の経験があるのですが、その時は、もう人生が終わった様な感情に苛まれました。

普段は人に、

「もっと広い視野を持て」とか

「辛いのは今だけだから大丈夫」

とか偉そうにアドバイスするんですけど、自分が苦しくなるとそんなこと完全に話忘れてしまうんですよね。

そんな時は、他人にその様な助言をされても頭に入ってきません。

 

でも最近は、そんな時に為替の値動きを見るんです。

スマホのアプリで、為替チャートを1日スパンや数年スパンで見るんです。

そして、1日スパンで為替が激変しているのを見て「これが今の自分だ、つらい。」

そのあとに、もっと長いスパンの為替を見て「でも人生全体で見たら、今のつらさってちっぽけだよなぁ。」思う様にしています。

言葉で言われるよりビジュアルで見た方が、人は腹落ちして心から納得できると思うんです。

 

もし、今つらいって人がいたら一度為替チャートを眺めて見てはどうでしょうか。

気持ちが楽になるかもしれませんよ。

ただし右肩下がりの為替は見ない様にしましょうね。